大分県の地割れも続く中、長野県の群発となんだか騒がしくなってきた感じがします。
こちらの図は、中央構造線(赤線)、静岡・糸魚川構造線、新発田小出構造線・柏崎千葉構造線(青線)になりますが、青線で囲まれた肌色の部分がいわゆる「フォッサマグナ」というものです。この中央構造線の南側に並行する形でフィリピン海プレートが、ユーラシアプレートに沈みこもうとするわけですが、これが「南海トラフ」というものです。(断層だらけだな、大丈夫か日本)
こうしてみると、こちらの記事でも書きましたが
→【太陽フレア】南海トラフはいつ?熱移送説は?【巨大地震前兆】
日本列島というのは、世界でも本当に特殊な地域であると再確認させられます。
長野群発地震
「構造線」というのは「大きな断層」つまりこの近辺は、大地震が起きるであろうと予想される場所になります。上の図2つを見れば長野県がピンポイントであるのは、素人でも誰でも見れば一目瞭然でしょう。ですから、群発が起きれば地震関係者には緊張が走ります。
2017年5月27日 22時14分 | 長野県北部 | 2.4 | 1 |
2017年5月27日 22時09分 | 長野県北部 | 3.1 | 1 |
2017年5月27日 21時14分 | 長野県北部 | 2.0 | 1 |
2017年5月27日 21時07分 | 長野県北部 | 2.8 | 2 |
2017年5月27日 21時03分 | 長野県北部 | 3.9 | 3 |
2017年5月27日 18時52分 | 長野県北部 | 1.9 | 1 |
2017年5月27日 18時21分 | 長野県北部 | 2.5 | 2 |
311の時は、あの「津波」に報道の目が奪われてしまい、あまり注目されませんでしたが実は、ほぼ同時期に長野で震度6が発生しています。
「何かの影響を受けやすく」「何かに影響を与えやすい」ものと考えられます。この群発がこれで終わる事を祈りましょう。
さらに、福井沖 M5.0
さらに
2017年5月27日 22時54分 | 福井県沖 | 5.0 | 2 |
こちらが発生しています。
福井県は、稼働はしていませんが「高速増殖炉もんじゅ」もあり、こういうのがあるとドキっとします。稼働はしていなくても、もんじゅは今大変なのです。
さらにさらに、埼玉南部 M4.0
埼玉南部でM4.0。人口を考えると結構当事者の方がいたのではないでしょうか?
2017年5月28日 15時22分 | 埼玉県南部 | 4.0 | 2 |
ただ、こちらは震源深さが「120km」と深発です。
→地震情報~大分の地割れや不気味な深発地震は巨大地震前兆なのか?
こちらの記事でも書きましたが、「深さ」ってなかなか注目されませんがこういうレアなのが来ると、警戒はした方が良いと思います。
前兆なのか?なんなのか
最近、希少深海ザメの「メガマウス」が現れたり、大分の地割れだったり、長野の群発だったり、北朝鮮のミサイルだったり 色々と騒がしくなってきました。
いざ、巨大地震が起きた時の備え・知識は普段から培っていたいものです。
地震最中はパニック状態になるのはもう、しょうがないのかなぁとも思いますが、例えば地震が収まってからの「2次災害」~電気を入れてからの火事~などは冷静に正しい判断ができれば防ぐ事ができます。
なんにせよ「防災意識」というものは日々怠らず培っていきましょう。
こちら地震ではありませんが、参考にして頂ければ幸いです。
ありがとうございました。