本日朝、長野県南部で比較的大型の地震が発生しました。
2017年6月25日 7時02分ごろ | 2017年6月25日 7時06分 | 長野県南部 | 5.7 | 5強 |
長野県は、私は大好きな土地なのですが幸い今回甚大な被害は出なかったようです。しかし局所的には大変危険な地域などもあるはずなので、十分に今後の警戒も続けて頂きたいと思います。
先月の長野県群発は前兆?
長野県と言うのはあまり「地震」というイメージは強くないかもしれませんが、けっこう大型が不定期に起きています。何か大きなニュースにかき消されるのもあるのでしょうか、あるいは「311」や「阪神淡路」の影に隠れてしまうのか。とにかく大型は過去けっこう起きています。
こちらの記事でも書きましたが
→地震情報~長野群発から福井沖M5.0、埼玉南部M4.0【活性化は前兆?】
「311」の東日本大震災翌日の3月12日に
M6.7 震度6強 が発生しています。
「311」が無ければ普通にしばらくトップニュースクラスの大型地震です。
また、先月の群発地震は今回の前兆(フラグサイン)だったのかはわかりませんが、こういう事が起きる事もあるし、しばらく数年何も起きない事もある。ですから「警戒」というものは日々おこたらず、風化させない事が重要かと思います。
前回からの警戒予測
先週6月21日に書きました
→【地震情報】大分県豊後水道震度5強!南海トラフに震源域が移動?【超大型前兆?】
こちらの記事では、豊後水道震度5強からの連鎖地震警戒を10日前後注意と促しましたが、4日目での発生となりました。
しかし、その後も不穏な活動が続きます。
今回の M5.7 震度5強
地震と言うのは「シーソー」のような所があって、互いの地域を刺激し合う傾向にあります。南半球バヌアツの法則も例にもれず、ニュージーランドの次は日本というのも最近では、都市伝説レベルではなく一般の方も周知される傾向にあります。今回の地震が他地域を刺激する事は十二分に有り、とりわけ懸念されるのはご存知「南海トラフ」を刺激する事でしょう。
また、今回の地震の規模は確かに大型ではありますが影響範囲が大変広範囲に渡っており、個人的には不気味さを感じます。震源の深さが「ごく浅い」というのが大きいのでしょうが。
さらに、これが「本震」なのか?熊本のような「前震」なのか?それはわかりませんが
その後も不穏な活動が続いています。
2017年6月25日 20時55分 | 長野県南部 | 2.4 | 1 |
2017年6月25日 20時53分 | 長野県南部 | 2.2 | 1 |
2017年6月25日 18時02分 | 長野県南部 | 2.6 | 1 |
2017年6月25日 15時29分 | 長野県南部 | 2.0 | 1 |
2017年6月25日 15時24分 | 長野県南部 | 2.2 | 1 |
2017年6月25日 15時22分 | 長野県南部 | 4.7 | 4 |
2017年6月25日 14時06分 | 長野県南部 | 2.7 | 2 |
2017年6月25日 13時56分 | 長野県南部 | 2.6 | 1 |
2017年6月25日 11時38分 | 長野県南部 | 2.4 | 1 |
2017年6月25日 11時20分 | 長野県南部 | 2.8 | 1 |
2017年6月25日 9時51分 | 長野県南部 | 3.6 | 3 |
2017年6月25日 9時44分 | 長野県南部 | 2.6 | 1 |
2017年6月25日 9時39分 | 長野県南部 | 2.0 | 1 |
2017年6月25日 9時34分 | 長野県南部 | 2.6 | 2 |
2017年6月25日 9時27分 | 長野県南部 | 4.4 | 4 |
2017年6月25日 8時50分 | 長野県南部 | 2.3 | 1 |
2017年6月25日 8時45分 | 長野県南部 | 3.0 | 2 |
2017年6月25日 8時38分 | 長野県南部 | 2.2 | 1 |
2017年6月25日 8時30分 | 長野県南部 | 1.7 | 1 |
2017年6月25日 8時27分 | 長野県南部 | 2.9 | 2 |
2017年6月25日 8時23分 | 長野県南部 | 2.4 | 1 |
2017年6月25日 8時14分 | 長野県南部 | 2.1 | 1 |
2017年6月25日 8時01分 | 長野県南部 | 1.8 | 1 |
2017年6月25日 7時53分 | 長野県南部 | 1.7 | 1 |
2017年6月25日 7時34分 | 長野県南部 | 2.2 | 1 |
2017年6月25日 7時22分 | 長野県南部 | 2.8 | 2 |
2017年6月25日 7時16分 | 長野県南部 | 2.3 | 1 |
2017年6月25日 7時06分 | 長野県南部 | 5.7 | 5強 |
とまぁ、このように余震が起こるのはこの規模であれば当たり前なのですが、不気味なのは有感地震が連続24回起こったのが「全て長野県南部」という点です。
その後は他の地域でも発生しているようですが、こうズラっと長野県南部が続いて、いつも発生している熊本や東北沖・関東沖などがこの14時間余り全く発生していないというのは少々不気味さを感じます。
一番の懸念
一番の懸念はやはり、先程も書きましたが「南海トラフ」を誘発させる「連鎖」でしょうか。
長野県は →地震情報~長野群発から福井沖M5.0、埼玉南部M4.0【活性化は前兆?】
こちらで書いた通りフォッサマグナ上にリンクする位置づけなので、これが南に影響すれば南海トラフや富士山の噴火。東だと関東直下型と連鎖の輪はどう出るかわかりません。
と、見せかけて全く予想外の地域で起こるのが「地震」です。まさに「天災は忘れたころにやってくる」といったところでしょうか。
密かに私が気になってるのは
2017年6月24日 3時13分 | 根室半島南東沖 | 3.8 | 2 |
2017年6月24日 22時47分 | 京都府南部 | 2.9 | 2 |
この2つでしょうか。
根室半島の方は「北海道東方沖地震」の活性化前兆につながるような活動が今後続けば警戒が必要ですが、すでにカムチャッカ方面では火山がドドスカと爆発的噴火を始めていますので、多少警戒は必要かと思います。今後の情報を注視したいと思います。
また、京都の方はあまり起きない地域で起きるというのと、何かこう、古都での発生という都市伝説的な私の思い過ごしです(苦笑) 上手く言えませんが、直感的に京都の発生は心配になってしまいます。過去にも超深度の大型地震がありましたが、京都ではなく遠方が揺れるという摩訶不思議な地震も発生しています。
今回の、長野県震度5強がこのまま余震を経て収束していくことを祈りつつも、警戒感は怠らずにいたいと思います。できれ皆さんも非常食の備蓄等の準備もこの際、再確認されてみてはいかがでしょうか?悲しいかな、日本に住んでいる以上、いつかは「必ずどこかに」大型は発生します。そしていざという時の避難経路の確保と、普段から確認できる事は各自まだまだあるはずです。
ありがとうございました。