
QC検定 3級 受かればどうでもいいよ!な人向け
今日は、QC検定試験直前という事で特に3級受験者の方々で、何が何だかよくわからず、会社
に受けてこい!的で 「ああ もうダメぽ・・・」な方に特化した
邪道(裏技)
のお話です(笑)
邪道とは言っても、ある程度の国語力・文章力が必要なのですが、知っておけば多少は有利になるでしょう。色々な試験に通用する方法なのですが、近年はだんだんと問題をひねって来ているので、通用しにくくなっている感じもします。なので「どうしてもわからん」場合に
自己責任で参考にしください。
「そんなのあたりまえじゃん!」的なのもありますが、そこは穏便に・・・(笑)
さて、順番にいきたいと思いますが、基本的には「自分を信じて」下さい(笑)
しかし、どうしても判断できない場合や、30%程度の自信しかない場合は、こちらの方法を実践してください。絶対ではありませんが、少なくとも50%+αの方に賭けましょう。
では!
① 〇X選択問題で
文章が合っているかどうか? 〇Xの選択問題ですが
「~~する必要はない」「~~はしなくても良い」は 全部 X
これは感覚的にわかってしまう問題が多いのですが、真剣に考えれば考える程実は引っかかってしまいます。裏の裏は表ですし、裏の裏の裏はやっぱり裏 という腹の探り合いみたいなものですが、痛くもない腹を探られる位なら、やはり50%に賭けましょう(笑)
② 同じく〇X選択問題で
「継続的」「再発防止」「未然防止」 という語句が有れば(入っていれば) 全部 〇
これは品質管理の根本的な倫理感の部分というべきでしょうか、これらの語句を混ぜたものを
問題文といえども X の例にするわけにはいかんのです!(笑)
例えば
問題 次の問の正しいものには〇 正しくないものにはXを~
● 問題発生の経験を活かして類似の問題が起こる前に予防をすることで類似問題の未然防止をする。→〇
・・・当然と言えば当然なのですが、ここが肝心でわたしはいまだに・・・
● 問題発生の経験を活かして類似の問題が起こる前に予防をすることで類似問題の未然防止をするような事をしてはならない。→X
↑こういう問題を、ただの一度も見たことがありません(笑)
他にも
「ニーズ」「ビジョン」「部門横断的」「恒久的」等もあるのですが、これらは
他の正しい説明の後に名前を付けたりしてくる事がある、いわゆる「ひっかけ」もたまにあるので、信頼度はやや下がりますが、迷ったら〇もありです。
例えば、↓
● 良い品質とは、当然、顧客(
↑これ、〇です。
しかし
● 良い品質とは、当然、顧客(
Xですけど、こういう風に出されると〇にしちゃいません?
という事もあって鉄板は最初の2つ、迷ったらその他も〇の候補という感じで決めて下さい。
※今は他にも 〇Xの鉄板・準鉄板は有ると思うので探すのも面白いでしょう。
また、最近の問題は「非常にひねくれて」います。性格が悪いです。もてません。
なので、国語力・読解力があるあなたは、くれぐれも自分を信じて下さい。
〇X以外で迷った時
これはもうね、どうしようもないですよね、普通に「?」な時です。
ただ、例えば 「問3」が5問あったとします。つまり約5点です。大きいですよ。
適当に 「カ ア イ イ エ」
と答えるよりも 「 ウ ウ ウ ウ ウ」の方が
正答率は高いです。
これは国家試験やその他の検定試験全般に多く言われる事ですが
「3」の解答が多いのです。今後変わりつつあるのかもしれませんが
現状はそのようです。もちろん、バラバラに答えて 5問中 4~5問合ってるというラッキーな事もあるでしょうが
それが人生の中でどれだけありましたか?
※人間とは そういう事は、1回有っただけの記憶が誇張されて(有利に考えて)「よくあった」と変換されてしまい、その後の人生で延々と間違い続ける結果となる事も多いので注意しましょう。パチンコ等のギャンブルなどが良い例です。1度勝った記憶は10回負けた記憶を上回ります。
そんな事を言いつつ、オモシロイのが、やはり
「適当に書いて良く当たっちゃう人」がいるのも事実なんですよ。少数ですけど。
それを現したのが「正規分布」等がありますが、それは今度。
まぁ、あれですよ。残り時間5分を切った時「どうしてもわからん!」という問題が2~3個あって、適当に埋めるくらいなら全部「ウ」にしてみるのも手です。
※もちろん、最近の出題傾向を100%網羅しておりませんのであなたの調査・直感で全部「エ」にするとかアレンジも良いかもしれません。あくまで一般的に試験の傾向として
「3」=「ウ」が多いという事です。何にしても「バラバラ適当」よりは活路を見いだせるでしょう。なぜなら、バラバラに書いた人の大半がその問は「0点」なのに対して1点~は取れるのですから、薄利安全策といったところでしょう。
問題文をよく読むと セットになってるもの
これは、わかってる人も多いと思うのですが「規則性」が露骨な問題です。主にQC7つ道具の「グラフ(図)」などが有名です。
例えば
●「重点指向」と「パレート図」
●「グループ化」=「親和図」
●「複雑に絡み合った」=「連関図」
●「最適な~(手段・方法とか) AND 系統的に=「系統図」
などがあります。特に注目していただきたいのが、最後の系統図。
例えば・・・
問 次の選択肢の中で、系統図を表しているのはどれか
ア 事態の進展とともに様々な事象が想定される問題について対応策を検討し,望ましい結果に至るプロセスを定める方法である。
イ 収集した情報を相互の関連によってグループ化し,解決すべき問題点を明確にする方法である
ウ 目的を達成するための手段や方策を系統的に展開し,その体系を枝分かれにさせて理論的にわかりやすく図式化したもの
エ 複雑な要因が絡み合う事象について,その事象間の因果関係を明らかにする方法である。
これは ウ が正解(やっぱりウなのか!(笑))なのですが
「手段・方法・最適(理論的)」という言葉よりも
すでに「系統的」という言葉が出てる場合です。
これ系で「?」な場合、問題文の語句が解答選択肢に書いてある場合は
迷わず選びましょう。感覚的に8割以上正解するはずです。
ぜひ、こちらの
こちらに、似た問題を出題していますので試してみてください。
他にも
問 特性要因図の説明をしたものはどれか?
1956年に石川馨が考案した、特性と要因の関係を系統的に線で結んで(樹状に)表した図をいう。魚の骨図(フィッシュボーン・チャート、
・・・これなんかは「系統」という語句が入っているからと言って系統図と答えないようにしましょう。なぜなら、赤字の「特性」「要因」「魚の骨」と3つも答え同然のキーワードが入っているからです。
いかがだったでしょうか?割と「ああ」と拍子抜けするくらい単純な規則性や当たり前の意味のものも多かったのではないでしょうか?
そんなものを、さも難しい言葉で理解不能に陥らせる悪趣味(笑)
はっきり言って、どうせ勉強するなら国語?というようなサービス問題も多いのです。
ですので、問題文面の見かけ上の難しさでイヤにならないでください
また、他にもいくつか小ネタはあるのですが、こんな雑学的な邪道(笑)知識でも良ければ
ご希望の人は、コメント欄にお気軽にどうぞ。
なんにせよ、地道に向き合えば、今より光は見えてきます。
こちらの「勉強計画」も併せて参考にして「自分が出来るペースを確認する」事も大切です。
それでは受験者の皆さん、頑張ってね!
ありがとうございました
大変参考になりました!
QC検定2級版もよろしくお願いします