
太陽フレアと地震
最近の傾向として、太陽が「おとなしすぎる」日が続いているのでした。
3月6日から3月20日まで15日間、太陽黒点が「0」の日が続きました。
ちなみに 2016年の抜粋ですが
日付 | 黒点数 | F10.7 | 震源地 | マグニチュード | 震度 |
2016/8/21 | 11 | 77 | 三陸 | 5.9 | 3 |
2016/8/22 | 33 | 80 | 宮城沖 | 5.2 | 3 |
2016/8/23 | 47 | 81 | 与那国 | 4.7 | 2 |
2016/8/24 | 43 | 78 | 奄美大島 | 4.4 | 2 |
2016/8/25 | 39 | 79 | 宮城沖 | 3.8 | 1 |
2016/8/26 | 44 | 82 | 鳥島近海 | 6.1 | 2 |
2016/8/27 | 52 | 84 | 茨城南部 | 4.1 | 3 |
2016/8/28 | 64 | 85 | 新島 | 3.6 | 3 |
2016/8/29 | 67 | 88 | 北大西洋 | 7.4 | – |
2016/8/30 | 64 | 100 | 福島沖 | 4.3 | 2 |
2016/8/31 | 91 | 98 | 茨城沖 | 4.9 | 2 |
2016/9/1 | 66 | 95 | 熊本 | 4.7 | 4 |
2016/9/2 | 50 | 95 | Nランド | 7 | – |
2016/9/3 | 46 | 99 | 紀伊水道 | 4 | 2 |
2016/9/4 | 59 | 97 | 熊本 | 3.9 | 3 |
2016/9/5 | 22 | 94 | 宮城沖 | 3.1 | 1 |
2016/9/6 | 32 | 92 | 熊本 | 3 | 3 |
2016/9/7 | 50 | 93 | 茨城南部 | 4.9 | 4 |
2016/9/8 | 49 | 95 | 奄美大島 | 4.5 | 2 |
2016/9/9 | 65 | 91 | 茨城沖 | 5.2 | 3 |
2016/9/10 | 66 | 93 | 奄美大島 | 4.2 | 3 |
2016/9/11 | 63 | 86 | 福島沖 | 4.5 | 3 |
2016/9/12 | 57 | 87 | 朝鮮南部 | 5.7 | 3 |
2016/9/13 | 27 | 86 | 埼玉南部 | 4.8 | 3 |
2016/9/14 | 24 | 85 | 熊本 | 2.4 | 2 |
2016/9/15 | 12 | 84 | 長野南部 | 3.5 | 2 |
2016/9/16 | 13 | 84 | 茨城沖 | 3 | 1 |
2016/9/17 | 14 | 80 | 千葉東方沖 | 5 | 3 |
2016/9/18 | 47 | 83 | トカラ列島 | 4.3 | 1 |
2016/9/19 | 56 | 83 | 朝鮮南部 | 4.4 | 1 |
2016/9/20 | 32 | 85 | 岩手県沖 | 4.7 | 3 |
2016/9/21 | 35 | 86 | 鳥島近海 | 6.3 | 1 |
2016/9/22 | 30 | 85 | 富士五湖 | 2.9 | 1 |
2016/9/23 | 49 | 86 | 関東東方沖 | 6.5 | 1 |
2016/9/24 | 47 | 85 | 茨城北部 | 3.7 | 2 |
2016/9/25 | 18 | 85 | 津軽海峡 | 3.7 | 2 |
2016/9/26 | 沖縄近海 | 5.7 | 5弱 |
このように、数年前の黒点数「100超え」からみればおとなしい方ですが
それでもまだ、今よりは遥かに活動的だった事がわかります。
そして、ここ最近の傾向が
日付 | 黒点数 | F10.7 | 震源地 | マグニチュード | 震度 |
2017/2/28 | 39 | 82 | 福島県沖 | 5.6 | 5 |
2017/3/1 | 55 | 81 | 福島県沖 | 4.8 | 3 |
2017/3/2 | 52 | 79 | 日向灘 | 5.2 | 4 |
2017/3/3 | 36 | 78 | 根室半島南東沖 | 4.8 | 3 |
2017/3/4 | 0 | 75 | 福島県沖 | 4.2 | 1 |
2017/3/5 | 11 | 73 | 千葉県北東部 | 4.7 | 3 |
2017/3/6 | 0 | 72 | 福島県沖 | 4 | 1 |
2017/3/7 | 0 | 72 | 三陸沖 | 4.5 | 1 |
2017/3/8 | 0 | 71 | 青森県東方沖 | 4.9 | 3 |
2017/3/9 | 0 | 71 | 熊本県熊本地方 | 2.1 | 1 |
2017/3/10 | 0 | 71 | 三陸沖 | 4.4 | 1 |
2017/3/11 | 0 | 70 | 福島県沖 | 4 | 1 |
2017/3/12 | 0 | 70 | 福島県沖 | 5.3 | 4 |
2017/3/13 | 0 | 70 | 三陸沖 | 4.5 | 1 |
2017/3/14 | 0 | 70 | 日高地方西部 | 4.5 | 3 |
2017/3/15 | 0 | 70 | 千葉県東方沖 | 3.8 | 2 |
2017/3/16 | 0 | 71 | 沖縄本島近海 | 4 | 2 |
2017/3/17 | 0 | 71 | 種子島近海 | 4.8 | 2 |
2017/3/18 | 0 | 70 | 三陸沖 | 4.6 | 1 |
2017/3/19 | 0 | 71 | 千葉県北西部 | 3.5 | 1 |
2017/3/20 | 0 | 73 | 福島県沖 | 4 | 1 |
2017/3/21 | 12 | 71 | 福岡県北九州地方 | 3 | 2 |
2017/3/22 | 12 | 73 | 福島県沖 | 4.7 | 2 |
2017/3/23 | 12 | 72 | 宮城県沖 | 3.9 | 2 |
このように黒点数「0」が続きました。
私の独断と偏見では、太陽の状態がリアルタイムで「観測」されて、それが
①地球に影響を与える(届く)タイムラグはおおむね2日±1
②その後地球・地殻に影響を与えるのにα日(5~7日)ここが生もののようで
なかなかつかめませんが、だいたい上記DATAの日付数値は1週間~10日後に
影響があるのかなぁ、などと思っております。
つまり、2月20日頃の黒点・F10.7活性化数値は、2月下旬~3月上旬の
マグニチュード(M)4~5の多発。
そして今月3月中旬からの黒点数0 F10.70の静穏状態の反映は
3月17日頃~今月末くらいまで小規模地震として反映されM4以上の頻度も減っています。
それにリンクして、我が家の人間体感機の頭痛は3月殆どありません。一昨日3月22日に
30分位「少し痛い」と言ってた程度。(おそらく2日酔いでしょうw)
※確たる根拠もないので、個人的な見解と今後の予想です
まだ部分DATAですが、人間が感応的にわかる指標としては
マグニチュード(M)と太陽活動の「関係」が示されるのが良いのかな?と。
震度だと震源地・深さでムラや誤差になりかねず、やはりMが良いのかな?と。
そしてDATA分母が少ないので、オカルトや偶然の域を出ませんが
オモシロいのは
説明は割愛しますが、2010年~2017年のとある特徴期間の時期の2か月を比較し
①黒点数ーM
②F10.7-M
③(黒点数+F10.7)-M
の3つの相関を調べました。すると
黒点-M | 相関係数 | -0.4412 |
F10.7-M | 相関係数 | -0.75136 |
(黒点+F10.7)-M | 相関係数 | -0.59632 |
と、このような数値になります。
相関係数に関しては、いまいち解釈が業界・個人で曖昧なところもあって
アレなのですが、一般的に±0.6~±0.7以上あれば関係が深いと言われます。
(0.4~0.5でも何かしら関連がある、とする人や書籍もあります)
このことから、黒点数そのものよりも、F10.7はかなりアテになる数値なのかな
と思う次第です。
しかし、ただの偶然かもしれませんし、あるいは個人的に思うのは
「人間がスゴイと思うようなマグニチュードや震度というものは、地球規模(惑星意識)のものからすれば、例えばM4とM7などは誤差でしかないのでは?」
という事はしばしば思います。
今の私たちの感覚としては
・マグニチュード(M)1~3程度ではニュースにすらなりません。
・M4~M5で震度4~5程度で、TVの字幕テロップがしつこく繰り返される。
・M6を超えて震度6以上で震源地域にもよりますが「番組を中断して」といった感じでしょうか?
人間社会にとって、M5とM7は雲泥の差なのです。
あまつさえ記憶に残る311のM9等は文字通り人間社会を一時的にぶっつぶしました。
もしかすると、地球意識からすればM7とM9すら誤差でしかないのかもしれない。
そして地球が「もたない」と言われる、人間が言う「M10~M11」
この範囲が地球にとっての誤差とは言えない正確な「痛み」だったとしたら
私たち人間がやってる地震予測というものはつまるところ、人間で言えば
スリ傷か切り傷の違い程度の予測で
当たった 外れた などは
「それは切り傷!」「いや!すり傷だ、出血が顕著ではない!」
などという、地球からしてみれば、どうでもよいくらいつまらん議論に見えるでしょう。
とは言うものの、それを言っていては本末転倒で予測の意味も、予言の有難みも
なにも無くなってしまう(笑)
ので、今後も淡々と続けていきますし、地震予知・予測を手掛けている
諸先生方にも頑張って頂きたいと思っています。
で
やっと今後の予測ですが、上記法則に則ると、今週~4月1日頃までは大き目の地震は無く
今週から出始めた黒点とF10.7、特にF10.7が80に近づく・はたまた超える位になれば
4月10日頃に大き目なのが来るのではないかと思います。
国外の場合、南半球~オーストライア・スマトラ近辺だとM8級
国内だと震度5強以上もあるかも。といったところです。
願わくば、当たらない事を祈ります。
ありがとうございました。