太陽フレア 黒点情報の続報です。
最近10日間の観測値 データ日: 20170403 (UT) ©NOAA/SWPC | ||
年月日(UT) | 黒点数 | F10.7 |
2017年03月25日 | 11 | 74 |
2017年03月26日 | 20 | 77 |
2017年03月27日 | 49 | 83 |
2017年03月28日 | 51 | 84 |
2017年03月29日 | 53 | 83 |
2017年03月30日 | 33 | 86 |
2017年03月31日 | 65 | 91 |
2017年04月01日 | 79 | 101 |
2017年04月02日 | 75 | 112 |
2017年04月03日 | 97 | 108 |
(SWC 宇宙天気情報センター)
F10.7は微減、黒点数は「97」まで上昇。4/4以降共に上昇を続けるのか?
寒冷期らしく鎮静化に向かうのか?これだけではわかりませんが
注視したいところです。
揺れ動く世界と同期する人間心理
ところで、こちらの記事でもお伝えしましたが アリューシャン方面
カムチャッカで火山活動が顕著になっているようです。
「ロシア科学アカデミー火山地震研究所によれば
クリュチェフスカヤ山で爆発的噴火が相次ぎ、噴煙の高さは火口上空5000〜6000メートルに到達した」 記事詳細はこちら
とのことです。地震ではなく火山ですが、今後の誘発も考えられます。
今年は火山の活性化が世界的に著しいので、最近の太陽活動だけの影響ではないでしょうが
太陽活動の変動は、今後の地震や火山活動のトリガーの一つになりうる可能性は十分にあります。
太陽活動には周期性が有る事が知られていますが、とりわけ人間の性格に影響を与えているというデータも存在します。
ロシア(旧ソ連)のチジェフスキー博士という方が、太陽活動と生物の生態系の関係を研究し相関関係を突き止めていたのですが、旧ソ連下において迫害されスターリンにより投獄されてしまい研究は凍結されてしまいました。(indeep様より)
こちらの図は、西暦1720年~1920年の人類の戦争や破壊行為の推移ですが
年別に「何が起こったか?」は年表等で確認していけばおわかり頂けると思いますが
太陽活動は、こと戦争・民族紛争や大移動等には密接に絡んでいる(影響を与えている)
もっと簡単に言えば、太陽活動が活性化すると、人類は「怒りっぽくなる」傾向があるという事でしょうか。なので、太陽活動のサイクルの極大期(ピーク)から下降時にかけて大きな「事件」が発生しているようです。
本来、「寒冷化」に向かっているので、人類は「穏やか」になる傾向のはずですが
私的には、太陽のサイクル(強弱)は不変で一定だとしても、人類は「進化・発展」してきています。考え方も昔と今では全く違ってきています。もっともその「考え方」でさえ、太陽の影響を受けている可能性すらあるわけですが、例えば現在の「異常なまでの効率主義・利益主義」などは、テクノロジーの違いや学問の発展途上状態、外国の影響の有無を考えれば、専制君主制の明治・江戸時代以前でさえ、今ほど徹底されていないのは明白です。
進化し続ける人類に待つものは?
私が怖いのは、本来人類は、穏やかな時代へ向かうはずが人類は
「知恵をつけすぎた」ために、太陽活動は鎮静化し、寒冷期に突入したのに
「冷静な・静穏な性格のまま、効率的に他人(ムダ)を排除するのが当たり前の世の中」
それも悪意無しに、という所に恐怖を感じるのです。
私は、そんな時代にならないようにと
数字が「全て」
結果が「全て」
という時代の風潮には危機感が有ります。
数字も結果も大事です。逆にそれを「逃げ」の口実にするために
数字や結果を全否定するのもいかがなものかと思いますが
つまるところ、要は「バランス」なのだというのが、自分なりの現段階の答えなのでした。
「太陽活動」というのは、その「バランス」を著しく崩す作用があるのかもしれない、と。
やはり、太陽というものは、生態系の「根源・恵」とかいう部類なだけあって、秩序と調和を司っているものであり、私たち人類は、その手のひらで踊っているような存在なのだろうと。
いつの日か、その太陽さえ科学で制御できる日が来るのかどうか?
その前に人類が先に滅ぶのか?そんな事を考えたりするのでした。
ありがとうございました。